給料日前の金欠を解消?ピンチを乗り切るための給料ファクタリングとそのメリデメ



給料日は誰にとってもうれしいものですが、給料が振り込まれる前の数日はサイフの中身が寂しくなりますよね。

誰しも一度や二度は「生活費が足りないから給料前借りできないかな・・」と思ったことがあるのではないでしょうか。

とはいえさすがに言い出しづらいので、仕方なくじっと数日間耐えるのがいつものパターンではないかなと。

でも、これを会社にすら言わずに実現するシステムがあるといったら驚かれるでしょうか?

その名も「給料ファクタリング」という仕組みです。

使い方を間違えなければいざという時に役に立つので、知っておいて損はないと思います。

給料ファクタリングで「借りない」現金調達

 

給料ファクタリングとは

まずはじめに少し仕組みの解説から。

もともとファクタリングというのは、企業が手数料を払って売掛金をファクタリング会社に買い取ってもらい、現金を早期に回収する仕組みです。

これを個人に応用したものと思えばわかりやすいでしょう。

どういうことかというと、一般的に会社員の給料というのは締め日までの1か月分が、決められた給料日に支給されますよね。

この締め日までの給料をもらう権利は「給料債権」とも呼ばれているのですが、その給料債権の一部あるいは全部をファクタリング業者が現金で買い取ってくれるのです。

これが給料ファクタリング。

(給料債権ファクタリングとか、給与ファクタリングと言う呼ばれ方もしますが同じものです。)

ただし、買取り時には企業のファクタリングと同様に、一定の手数料(数%~15%程度が多い)がかかりますので、その分を差し引かれた残りが手元に残ることになります。

で、給料日になったら、業者に買い取ってもらった分を精算する・・という流れになります。

 

給料ファクタリングのメリットは?

給料ファクタリングの主なメリットは以下のとおりです。

融資ではないので、利息はかからず信用情報にも反映しない

給料日前で金欠になると、キャッシングやクレジットカードを使うことがありますね。

そのときには利息がつきますが、あれは「他人からお金を借りている」のでそうなるわけです。

一方、給料ファクタリングは自分が持っている債権を業者に買い取ってもらうので、お金を融資する貸金業者とは全く別の取り扱いになります。

だれかに融資(借金)を受けたわけではないので利息もありませんし、借入れデータが信用情報機関に載ることもありません。

この、「給料ファクタリングは融資(借金)ではない」というところはとても大事なポイントですね。

極端な話、仮に与信がブラックになっていてカードローンやキャッシングができない人でも、給料がきちんともらえているのであれば利用できる可能性があるということなのです。

そこまでいかなくても、自分のクレジットスコアを下手に汚したくないな・・と思う人にもメリットがあるのではないでしょうか。

J.Score(ジェイスコア)のAIスコア・レンディングでAIに評価されてみた【評価経済社会】

2017.12.04

誰にも知られずに、すぐ現金を調達できる

通常のファクタリングは3者間契約といって、本来「ファクタリング業者、自分、会社」の間での契約になります。

でもこれだと、会社にファクタリングを使って現金を手に入れていることがバレてしまい、気まずいですよね。

それを防ぐため、業者と本人による2者間ファクタリングというサービスを提供しているところもあります。

この【七福神】 という会社がまさにそう。

個人向けの2者間ファクタリングが可能な唯一の会社(2018.12現在)ということで、最近口コミなどで徐々に評判になってきています。

これであれば誰にも知られることなく給料債権を現金化できますね。

審査も非常に早く、最短で即日の資金調達が可能なようです。

なお同社の場合、必要な書類は以下の3つになります。

給料ファクタリングの申し込み書類】
・顔写真付の身分証明書(運転免許証、住基カードなど)
・保険証
・直近2ヶ月分の給料明細または給料が振込みされている通帳のページ

これらを提示すれば申し込みから最短30分で給料ファクタリングによる資金化が可能ということです。

冠婚葬祭などの急な出費があるときなどにも助かりますね。

※なお、2者間ファクタリングは便利な分、3者間ファクタリングよりも手数料が高くなるので注意しましょう。

給料債権ファクタリングで「借りない」現金調達【七福神】

(応用編)会社の倒産リスクヘッジができる

ちょっとマニアックですが、もうひとつのメリットとして給与ファクタリングは万一勤め先が倒産してしまっても、自分に支払い義務は発生しない、ということがあります。

契約上、給料債権を業者に売り渡しているので、リスクはすべて業者が負ってくれているためです。

もちろん業者も会社がつぶれては困りますから、勤め先の財務状況をチェックしています。

そのため、給与ファクタリングを使うことで会社からの給料未払いリスクや、倒産リスクを事前に察知・軽減できるというメリットもあります。

給料ファクタリングは最終手段。デメリットもちゃんと把握しておこう

この給料ファクタリングを知ってしまうと、もうキャッシングに頼ったりしなくてもいいのでは?と思ってしまうかもしれません。

ですが、毎月これに頼るようになったらはっきり言ってとても危険です。

給料ファクタリングを利用する上で気を付けるべき点もあわせて見てみましょう。

手数料が比較的高い

先ほど給料ファクタリングは手数料がかかるものの利息はかからないとお伝えしましたが、この手数料には要注意。

仮に2者間ファクタリングの手数料で10%とられるとしましょう。

その場合、年間の金利(単利)に直すとなんと120%くらいになってしまうのです!

ちなみに複利だと213.8%。どんな消費者金融よりも高いですね。

無担保ですぐ現金を用意してくれるからしょうがないのですが、こんなことを続けていたら、早晩家計が破綻するのは必至です。

なお、七福神 の手数料は3者間ファクタリングで3%~、2者間ファクタリングで10%~となっています。

買い取りは月給の範囲内まで

もう一つ、給料債権ファクタリングを使う上で知っておきたいのは、利用可能額の話です。

給料ファクタリングで買い取ってくれる額は「月額の給料まで」となっています。

したがって、あまり大きな買い物をしたりすることはできず、基本的には給料日までの当座をしのぐお金を調達する手段として考えておくべきものです。

また、ボーナスや公的年金などは給料ファクタリングによる買い取りの対象外なのでそこも要注意を。

給料ファクタリングの「正しい」使い方(例)

給料日前の切り札として利便性の高いこの給料ファクタリングですが、メリット・デメリットを踏まえた上で、たとえば以下のような使い方をするのが望ましいと言えます。

【給料ファクタリングの使い方】

  • 今まであまりキャッシングやカードローンを使ったことのない人が、急な出費を埋め合わせるための一時しのぎとして利用する
  • 飲み代などを立て替えていて後で回収が見込める人が、みんなからお金を集めるまでのつなぎ資金として利用する
  • 信用情報がブラックで借り入れの難しい人が、グレーゾーンと言われているクレジットカード枠の現金化や、明らかに法外な利息のヤミ金に手を出さないための緊急避難として利用する

大事なことなのでもう一度言いますが、毎月給料ファクタリングに頼るなどの安易な使い方はぜったいやめましょう。

本当にどうしようもなくなったときの「奥の手」として知っておいて、ここぞという時にだけ使うのが賢いやり方です。

給料ファクタリングと法律の関係 (参考)

給料ファクタリングについて、もしかしたら違法ではないか?という意見もあるので少し調べてみました。

結論から言うと、一般的なファクタリングそのものが違法というわけではありません。

法律上も債権を譲渡すること自体は可能とされています。 (参考:民法466条)

ファクタリングが違法と判断されるのは、実際には債権を担保にした貸付とみなされる場合です。

(その場合には、ファクタリング業者は貸金業者の登録をしていないといけません)

この点、給料ファクタリングは「債権譲渡」契約の一種なので、契約の際はきちんと契約書をみて確認しましょう。

もし少しでも契約内容に不安を覚えたら、必要に応じて第三者に相談するなどの対応をお勧めします。

※日本貸金業協会の悪質業者検索もやっておくとより安心かと思いますのでご参考まで。 https://www.j-fsa.or.jp/personal/bad_contractor/search/

注意
正確な判断については、各自で弁護士等の専門家にご確認ください。
また、この記載はあくまで参考です。
給料ファクタリングに関する法的な見解を述べたものではありません。
【参考リンク】
https://www.bengo4.com/c_5/c_1098/b_353073/
https://www.buy-smart.info/legal.php
https://nakano-houritsu.com/2017/11/07/factoring-illegal/

まとめ

まだあまり知られていない「給与ファクタリング」という新たな資金調達の方法。

うまく使いこなせれば、給料日前の金欠でこれ以上つらい思いをすることも少なくなるかもしれません。

自分の信用情報を守りながら、急場をしのぐための有効なツールとして活用していきたいですね。

注意
投資もそうですが、資金調達も自己責任が問われます。
くれぐれも、ご利用は計画的に!

 










コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください