今日は映画好きの皆さんに悲しいお知らせがあります。
ブラッド・ピット主演、「World War Z」の続編が制作中止になったとのこと。
個人的にはまったく納得がいきませんが、例によって海外サイトも徘徊して情報収集してまいりましたのでシェアさせていただきます。
希望を捨てずに待ちましょう・・。
World War Zの続編、なぜ中止になった?
映画の続編が制作中止になるのは、心待ちにしていたファンとしては腹立たしいことこの上ないですよね。
ですが、残念ながらこれはよくあること。
今回、World War Zの続編が制作中止になった背景は一言でいうと
「予算」
が原因のようです。
前作の興行収入は全世界で5.4億ドル(約600億円)だったにもかかわらず、制作会社であるパラマウントが色よい反応を示さなかったんだとか。
ちなみに、前作の製作費は1.9億ドル(約210億円)でした。
なお、一部では今回の中止について、パラマウントが予定している「ミッション・インポッシブル」の続編2本を優先したからではないか、という情報もあります。
いずれにしても、「ファイト・クラブ」以来久々にブラッド・ピットとタッグを組む予定だった監督のデヴィッド・フィンチャーも制作中止を非常に残念がっているそうです。
World War Z続編制作を阻むのはNetflix?
予算の問題もさることながら、看過できないのは映画業界がNetflixやHulu のようなオンデマンドサービスに押されているということです。
JJエイブラムスの傑作「クローバーフィールド」の最新作が映画ではなく、Netflixでの放送となったことは記憶に新しいでしょう。
実は、フィンチャー監督自身、World War Zの続編と並行して、MindhunterというNetflix用の番組制作にかかわっているのです。
タイミング的にはMindhunterが終わるのを見計らって、World War Zの続編制作が始めるはずだったのですが、もしかしたら何らかの力が働いたのでは・・・と勘繰りたくなってしまいますね。
いいものが見られるなら別に映画でなくてもいい、という意見もあると思いますが、個人的にはやっぱり最初は映画館で見たいなと思います。
けどこれも世の流れなんでしょうか。
World War Zの続編はもう永遠に作られないのか?
では、これでもう、我々が待ち望んていたWorld War Zの続編を見ることはできなくなってしまうのでしょうか?
日本ではその辺の言及がほとんどありませんが、たとえばGizmodeではこんなことが言われています。
…while that’s not a good thing, it doesn’t necessarily mean it’s 100 percent “dead.” On the other hand, it could mean just that—and considering the film’s history, it’s certainly the most likely bet.
((制作中止のニュースは)いいことではないが、必ずしも100%「死んだ」という意味とも限らない。というよりは、ただ単に「中止」というだけのことかもしれない。この映画の歴史を考えれば、きっとそれがもっともありえそうな話だ。)
【出典:https://io9.gizmodo.com/report-david-finchers-world-war-z-sequel-has-been-zomb-1832402286】
もともと、World War Zの続編の話は第1作が2013年に公開されてからというもの何度も浮かんでは消え・・・を繰り返していました。
いい脚本ができなかったり、監督もそれに合わせて何度か変わったり。
したがって、今回も同じような話なのではないか、というのです。
いちファンとしては、「あくまで中止」という希望にすがるしかないのが現状。
まとめ
楽しみにしていたWorld War Zの続編が制作中止になってしまった・・・というそ残念な話。
まだ100%終わったわけではないようなので、World War Zの続編制作がそれこそゾンビのようにまた起き上がってくれることを期待しましょう!
個人的には、ついでに「28か月後…」も制作してほしいです。
あとガメラも。