皆さんこんにちは。
新年の目標はもう決まりましたか?
何か形に残るものがいいということで、資格取得を目標に掲げている人も多いのではないでしょうか。
せっかく立てた目標ですからちゃんと達成したいですよね。
そこで、今回は比較的取りやすい資格3つと、勉強を続ける5つのコツについてお話ししたいと思います。
◇目次
おすすめの取りやすい資格3つ
(1)日商簿記3級
- 難易度:受験者全体の40%~50%が合格
- 合格最低点(目安):100点満点中70点以上
- 必要な勉強時間(目安):50~100時間程度
- 試験回数・時期:年3回(2月、6月、11月)
- 受験料:2,800円
- サイト:https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/class3
資格の中でも屈指の知名度ですよね。
簿記を持っていると資格手当が出る会社もあるそうですから、持っておいて損はありません。
日商簿記3級は、絶対評価で70点以上が合格ラインなので、そのときの問題によってやや合格率にバラつきがあるのが特徴です。
ただ、平均すると5人に2人は合格するものなので、難易度としてはそこまで高くないです。
(2)FP技能士3級
- 難易度:学科試験は受験者全体の50%から70%程度が合格(後述)
- 合格最低点(目安):全体の60%
- 必要な勉強時間(目安):50~100時間程度
- 試験回数・時期:年3回(5月、9月、1月)
- 受験料:6,000円(学科、実技で3,000円ずつ)
- サイト:http://www.kinzai.or.jp/ginou/fp/3kyu/index.html(きんざい)
https://www.jafp.or.jp/exam/app/3fp.shtml(日本FP協会)
FP技能士も資格としては簿記に並ぶくらいの知名度です。
私は昔FP技能士2級を受験しましたが、そのときの勉強時間でやはり100時間弱といったところでしょうか。
ややこしいのは、同じFP技能士といいつつ、試験を行っている団体が2つあることです。
日本FP協会ときんざい(金融財政事情研究会)という団体ですが、どちらで申し込んでも資格そのものには変わりありません。
では何が違うのかというと、FP技能士の実技資格の内容に違いがあるのです。
個人的にはきんざいのほうが実技の合格率が高いのでおすすめですね。
日本FP協会では20%程度の合格率ですが、きんざいは30%から40%ということでかなり開きがありますよ。
試験範囲は金融にかかわることが広く浅く出題されるので、ファイナンシャルリテラシーの基礎を身に着けたいと思う人に向いています。
(3)年金アドバイザー3級
- 難易度:受験者全体の30%程度が合格
- 合格最低点(目安):全体の60%程度
- 必要な勉強時間(目安):100~200時間
- 試験日:年2回(3月、10月)
- 受験料:4,320円
- サイト:https://www.khk.co.jp/exam/exam_detail.php?pid=52151&oid=4
社労士の勉強と並行して受験される方も多いこの年金アドバイザー3級。これから高齢化にともなって需要が増えてくると期待されています。
他の2つより少し難易度は上ですが、チャレンジしがいのある資格と言えるでしょう。
FP技能士との相性もよく、年金制度に詳しいFPとして差をつけるにもうってつけです。
資格の勉強を続ける5つのコツ
さて、ここからは目標にした資格の勉強を継続するコツについてです。
あなたも、今までに新年の抱負が企画倒れになったこと、ないですか?
今回おすすめするのは私も英検やらMBAやらの勉強のときに気をつけていたことなので、効果のほどは保証できます。
ぜひ参考にしてみてください!
コツその1:期限を明確にする
なんとなく今年中には・・・ではなくて、「〇月〇日までに目標達成!」という具体的な期限を設けましょう。カレンダーに書き込んでしまうのも手ですね。
さらにおすすめは、そのカレンダーを毎日見て、何なら口に出すこと。
そうすると、脳が勝手に「目標達成モード」になりますよ!
コツその2:目標から逆算してスケジューリングする
目標達成までの期限がわかれば、そこから逆算して「では今月は何をすればいいか?」や「今日はどこまで勉強を進めればいいか?」ということのイメージがつくようになります。
こうやって資格試験に合格するまでのステップを細かくしていくと、毎日やることも決まります。
もし計画にムリがあるなら、思い切ってスケジュールをずらしてもOKです。
たてたスケジュールが本当に実行できるかどうかも、逆算してはじめて分かることなんですね。
コツその3:誰かに話す
せっかく立てた目標は、家族や友人にも話してしまいましょう。
だれかに宣言してしまったら、少なくともチャレンジせざるを得なくなりますよね。
できれば、だれかに話すときには、「たまにフォローして」と言っておくとベター。
みんな面白がって、きっと地の果てまで追いかけてくれます笑
なお、話す際には応援してくれそうな人を選んで宣言しましょう。
コツその4:達成後のごほうびを用意する
単に目標を設定するだけではなくて、「達成したらあれを買おう!」といった自分へのごほうびを設定しておくと、モチベーションがより高まります。
これもある意味自分の脳をだますようなものなのですが、明るい未来を自分でイメージすることで脳が勝手にそっちのほうを向くという説もあります。
コツその5:思い切って、先に資格の講座を申し込んでしまう
個人的にはこれが一番効果があると思います。
資格試験の予備校にお金も払ってコミットしてしまえば、もしやらないと受講料がまるまる損になってしまいますよね。
4つ目のコツと逆のアプローチなのですが、要は自分を後ろから追い立てるのと、目の前にニンジンをぶらさげるのとを同時にやるということ。
人間、ここまで追い込まないとなかなか重い腰があがらないものです。
ただ、あまりハードルを上げすぎて、制約が多くなると逆にやる気をなくしてしまいます。
なので、通学だけでなくWebでも勉強できるなど、フレキシブルなところを選んだほうがいいでしょう。
私はFP技能士を受けた際、予備校はLEC のお世話になりました。
昔は資格の予備校というと通学するイメージでしたけれど、今はDVDもあればWebもありで、自分のペースで勉強できるのがいいですね。
いずれにしても、講座に申し込んで手元にテキストがくれば、自分でもスキマ時間に勉強できますしね。
まとめ
新年の目標におすすめの資格として、
- 日商簿記3級
- FP技能士3級
- 年金アドバイザー3級
を挙げました。
また、勉強継続のコツは
- 期限を明確にする
- 目標から逆算してスケジューリングする
- 誰かに話す
- 達成後のごほうびを用意する
- 思い切って、先に講座を申し込んでしまう
の5つです。
来年の年末には達成感をもって正月を迎えたいですね!
本日は以上です。最後までお読みいただきどうもありがとうございました!
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