「走るゾンビ」映画おすすめ3選。「ウォーキング・デッド」では足りない人必見!



ホラー映画が好きな人に欠かせないジャンルといえば「ゾンビ映画」ではないでしょうか。

その中でも特に好き嫌いが分かれるのが、「走るゾンビ」の存在ですね。

今回はあえてその「走るゾンビ」映画のおすすめを3つ厳選しました。

動きの遅いゾンビにリアリティを感じない人や、ウォーキング・デッド程度じゃまったく怖くない!という人にはピッタリだと思います。

ぜひ最後まで目を通してみてくださいね!

「走るゾンビ」の出てくるおすすめ映画3つはコレです!

実は意外と「走るゾンビ」の出てくる映画って多いので割と迷ってしまうのですが、あえて3つに絞ってみました。

結果としてメジャーな作品ばかりになったのはご愛敬(笑)

28日後・・・

まずはこの「28日後…」です。

トレインスポッティングでも有名なダニー・ボイル監督の映画ですね。

「レイジウイルス」という新種のウイルスの実験中、動物実験に反対する活動家が研究施設に押し入ります。

その拍子にウイルスに感染したチンパンジーが逃げ出してしまい、活動家が感染。あっという間に近くにいた研究者を襲った後、ロンドン中に感染が拡大。

そんな中、ひとり病院に昏睡状態のまま取り残されていた主人公がふと目を覚まします。

“Hello!”という彼の叫び声は、誰もいなくなったロンドンにむなしくこだまするばかりだった・・・というところからストーリーが展開していきます。

 

ちなみに「レイジ」というのは英語で「激しい怒り」という意味です。

血液1滴分の量で人間の精神をあっという間に破壊し、感染した人間の精神を非感染者に対する「怒り」一色に塗りつぶしてしまうことからこの名前がついたんですね。

正確にはゾンビではないものの、感染のスピードの速さと非感染者を追いかけてくる感染者の猛ダッシュぶりがすごいこの作品。

人間としてのリミッターも振り切れているのか、銃撃にもひるまず目を真っ赤にして向かってくる感染者の姿は一度見ると夢に出てきそうな迫力があります。

映画「28日後…」と「28週後…」の続編、「28か月後…」はなくなった?

2018.07.17

 

続編である「28週後」でも、非感染者が全力で感染者から逃げる命がけの鬼ごっこが見られます。

ある意味、「リアル鬼ごっこ」ですね・・笑

 

MASUDA
元が人間なので、放っておくと餓死してしまうという点では脅威度が少ないともいえますが、逆に言うと非常にリアルでいいですね。

 

ワールドウォーZ(World War Z)

別の記事でも紹介していますが、原作はゾンビ記録文学(?)の金字塔を打ち立てたマックス・ブルックスの同名小説です。

原作は古式ゆかしい「歩くゾンビ」に対する人類の戦いを世界各国の生存者の証言をもとにつづっているのですが、映画では構成が大きく変わってブラッド・ピット演じる国連職員のジェリーの視点でストーリーが展開します。

この映画の中でゾンビ化する感染者は普通の人間と同等以上のスピードで走るだけでなく、群れをなしてまるでひとつの生命体のように行動するところ。

そして、他の人間を果てしなく感染させるためのマシーンと化す点も大きな特徴ですね。

ちなみに感染した人がゾンビ化するまで、12秒しかありません。

 

この映画の見どころといえば、やはりエルサレムの攻防シーンでしょう。

CMでも流れていて有名になった、群れをなして壁を乗り越えてくる感染者のシーンはこの手の「走るゾンビ」ものの新たな恐怖のパターンを生み出した点で特筆に価します。

 

生命力のほうも異常で、燃やされているにもかかわらず燃え残った指が動くというタフさ。

 

MASUDA
その割には、普通に撃たれて死んでいる個体もいたりするのがよくわからないところですが・・・。。

映画としても大ヒットとなり、続編が待たれる作品です。

ドーン・オブ・ザ・デッド

最後はやはり、ロメロ作品をリメイクしたこの「ドーン・オブ・ザ・デッド」しかないでしょう。

ある日突然、未知の原因で大量発生したゾンビからかろうじて生き残った人たちがショッピングモールに立てこもる・・・というプロットは原作と同じ。

ですが、違いはゾンビの襲撃スピードと、感染ペースの広がりの速さです。

公開当時から賛否両論あったものの、走るゾンビの怖さを世に知らしめたという意味ではこの映画の功績は大きいといえるでしょう。

 

一方、「頭部を破壊しない限り死なない」というルールをきっちりと守っている点で、他の2作品とは一線を画しています。

(細かいことを言うと、水の中につからないとか、人間以外には反応しない、というのもそうなのですが)

個人的には、もしゾンビウイルスのパンデミックが起きるとするならきっとこうなるだろうと思いますし、「走るゾンビ」というワーストシナリオ(?)を想定しておくのも当然かなと。

そういう意味でも、もしまだご覧になっていないなら「ドーン・オブ・ザ・デッド」は一見の価値ありです。

 

ところで、実はこの「ドーン・オブ・ザ・デッド」にはサイドストーリーがあるのをご存知でしょうか?

テレビ局のアナウンサーが、ゾンビの脅威が世界中に広がっていく様をカメラの前で報道していくというもの。

最初は余裕を見せていたアナウンサーがだんだん憔悴していく様子と、画面にときどき挟まれる「ゾンビ感染拡大地図」が徐々に終わっていく世界を淡々と描写して秀逸です。

プロ意識から最後までテレビ局に残り、避難所の情報やゾンビとの戦い方を生き残った市民に伝えるこのアナウンサーの運命は・・?というのが見どころです。

本編を見る前でも見た後でも楽しめますので、こちらもぜひ併せてどうぞ。

まとめ:走ったっていいじゃないか、ゾンビだもの

伝統的なゾンビも、ここで紹介した「走るゾンビ」も、やはりホラー映画好きの心を捉えて離さないものがありますよね。

こういった「未知の脅威による世界滅亡」系の話は古典的なテーマですが、その中で生き残ろうとする人間の強さだったり、あるいはどうしようもなく絶望的な未来だったり、まるで消える直前の線香花火を見るようなはかなさと美しさが魅力だといったら言い過ぎでしょうか。

そう考えると、ゾンビが歩くか走るか、というのはあくまで二次的な話かもしれません。

私はどっちも好きですよ、念のため。。。










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