みなさんこんにちは。本日も絶賛社畜稼働中のMASUDAでございます。
さて、ここまでひたすら「社畜はアカン」みたいなことを書きなぐってきました。
今日はちょっと深呼吸(を20回くらい)して、反対に
「それでも社畜はちょっとやってみたほうがいい」 ということをお伝えしようと思います。
(そういえば、雑記ブログのくせして、ほとんどこの話題だな・・・)
何でもそうですが、やりもしないで批判だけするのもよろしくないです。
一度中に入らないと見えてこないところもありますし、建設的な議論にもつながらないですからね。
おお、大人のコメントだ。
◇目次
社畜になってみるべき理由その1:組織の動き方がわかる
これは会社に入らないとたぶんわからないでしょう。
協業と分業が進んだ現代の経済においては、いかにそれらが動いているか、だれがどのようにそれらを動かしているか、ということを理解するのが重要です。
会社が大きければ大きいほど、「どこの誰に何を話せばいいか」というのは自分の望む結果を早く出すためのキーポイント。
同時に、どういうパーティ編成をすれば何ができるか、ということも学べたりします。
特にプロジェクトで動くコンサルティングなどはその典型的な事例といえるでしょう。
ただ、同時に見えてくるのは、社内の政治や力学です。
実はこれが時として社内の体制以上に大事で、いかにまともな提案であっても政治的な理由で止まったり、ひどいときには無視されたりするということもあります。
いい悪いは別にして、そういうもんなのです。
昔は「女三人集まればかしましい」なんていいました。
(今こういうことを言うと怒られるかもしれませんが)
会社では
「社畜三人集まれば政治が生まれる」
のです。
お好きな方は、マキャベリズム全開でこういうドロドロした政治の世界を巧みに渡り歩き、その中で自分のしたいことを実現されてもいいかもしれませんね。
少なくとも、「会社は必ずしもまともな意思決定をしない」ことが身をもって理解できるだけでも、その価値はあろうかと思います。
社畜をやってみるべき理由その2:「会社に勤められる程度に社会性のある人間だ」と証明でき、信用が生まれる
まったく他人の言うことなど気にも留めないし、それでも生活できるという強靭な精神力をお持ちであればいいのですが、
とかく日本社会ではこの手の「誰かが認めた存在である」ことによるアドバンテージが大きいもの。
ウソでもいいんで、ある程度の期間会社に所属した、という既成事実だけは作っておいたほうがいいでしょう。
あと、割と大事なのが、まとまったお金を調達する必要が出てきたときです。
最近こそ、VALUやらソーシャルレンディングやらも出てきて、個人の資金調達のルートは変わりつつありますが、どちらにしても個人の「信用」がベース。
会社に入っていると、この「信用」にもレバレッジを効かせることができます。
どういうことかというと、勤めている「会社」自体の信用力を(無償で!)借りることで、いち個人では借りられないであろう額を銀行がポンと出してくれるんですね。
しかも金利も優遇されます。まあそこは良くも悪くも会社しだいなとこはありますが・・・。
であれば、ちょっと使わしてもらうのもいいのではないでしょうか。
社畜をやってみるべき理由その3:社畜の気持ちが分かる
最初にも書きましたけど、これが一番大事かもしれませんね。
社畜だって人の子。自分と同じように泣いたり笑ったりします。そのはずです。
まれに、著しくそのポイントがズレている人にも遭遇しますが、まあそこは人生経験のひとつと割り切ってもらえばいいかと笑
ただ、過度に思い入れをもつと、気がついたら自分が筋金入りの社畜になっていた、なんてことになりかねません。
なので、気はしっかりもってくださいね笑
まとめ
ということで、「そうは言っても一回社畜をやってみるメリット」は簡単に言うと
・信用力(資金調達という意味で)がアップする
・社畜の悲哀がわかる
というところです。
繰り返しになりますが、社畜生活はほどほどに。
本日は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました!
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