ブログのオピニオン記事には読者にとって学びがない、なんて誰が決めたの?



皆さんこんにちは。

ブログのPVを増やしたい、収入を上げたい・・・と思うと一度はどういう記事を書けば悩むのではないでしょうか。

巷ではいろいろ言われますよね。

  • 「誰かのためになる記事を書け」
  • 「コンテンツがないとダメ」
  • 「具体的な数字やデータを入れろ」

などなど。たしかにそれが早道なのでしょう。

あとよく言われるのが「ひとりよがりのオピニオン記事は書くな」ということ。

 

けど、ホントにオピニオン記事ってダメなの、って思いませんか?

私はそんなことはないと思いますけどねえ。

そこで今日は、オピニオン記事をブロガーが書くことの意義について考えてみました。
(オピニオン記事を書いてもいいじゃん、っていうオピニオン記事です笑)

 

ブロガーによるオピニオン記事の意義

ブロガー自身の趣味嗜好がわかり、読者が感情移入できる

私は、いち読者としてほかの人のブログを拝見するときは割と書いている人の生き方や考え方が気になります。

けどこういうときに

「○○を××する△つの方法」とか

「□□は実は☆☆だった?」

みたいなタイトルの記事ばっかりだと、ちょっとがっかりしちゃいます。

 

自分と意見が同じか違うかは別としても、書いているブロガーはどういう人なのか、っていうのを見ている人って実は結構多いんじゃないでしょうか。

逆に、ブロガーとして、いくらPVや収入を増やしたいからというのがあっても、ノウハウだけに頼った記事ばかり書いてていいのかな、って思います。

それ、つまんなくないですか?

 

もともとブログは(よっぽど反社会的でもないかぎり)何を書いても自由だし、何を読むかも自由なわけで。

だったら、たまには自分の心を解放して好き勝手なこと書いてもいいんじゃないですかね?

そうすると、かならず共鳴してくれる人が出てくる

長い目でみれば、それがブログの継続にとってもいいことなのではないかな。

 

読者自身もまだ言葉にできていない考えを形にするヒントを与えられる

オピニオン記事は「書いた人の頭の中にあった、もやもやしたものをその人なりに一生懸命言葉にしたもの」です。

この「言葉にした」ところが大事だと思っています。

 

なぜかというと、

検索でブログにたどり着く読者のみなさんは、必ずしも自分が何を求めているのかわかってないケースが多い

から。

逆に、あなたもそういう、あてどない検索をしたりしませんか?

で、たまたまヒットしたブログを読んでみたら、「やっぱりそうだよねー!」って共感したりしないですかね?

オピニオン記事はそういう、読者の人がまだ言葉にできていないものを言葉にしているというだけで価値があるのではないでしょうか。

 

ちょっと蛇足かもしれませんが、私は常々

「知ることは電車に乗って目的地にいくようなもの。考えることは歩いて目的地にいくようなもの。」

だと思っています。

知ることはすぐ目的地に到達できる代わりに、それ自体に広がりはないですよね。

線路がなくなったところで終了。

対して、考えることは自由でどこにもいけるけど、もしかしたら見当違いの方向に行ってしまうかもしれません。

 

その延長上でいくと、

「オピニオン記事を読者に読んでもらうということは、われわれブロガーが考えてたどり着いたところまで読者のみなさんをお連れすること」

なんだろうと思います。

そこから先、読者がどこへ行くかは自由。

そう考えるとオピニオン記事も捨てたものではないんじゃないかと。

 

ブロガー自身もフィードバックをもらえてレベルが上がる

 

上に書いたことともつながりますが、ときどき親切な読者はフィードバックをくれます。

さっきの電車と歩きの例で言えば、お連れした駅から歩いていった読者が

(名前)
「こっちに行くともっと違った景色が広がってるよ!」
とか、
(名前)
「そっちの方向にずっと進むとあぶないよ!」

と教えてくれるようなもの。

結果としてわれわれブロガー自身の視界も広がりますよね。

 

当然、読者がくれたフィードバックをどう受け止めるかもわれわれの自由です。

けど、いずれにしても絶対自分ひとりの中に意見を閉じ込めていたらできなかった経験なわけです。

これでもオピニオン記事、ダメかなあ。

 

まとめ

「感情検索」という言葉があるくらい、読者のみなさんはブログに「情報」だけではなくて「気持ち」とか「思い」とか、そういうものも求めているんだと思います。

もちろん、お悩み解消→公式ページはこちら、みたいな記事で救われる人もいます。

それに、ブログを書く身としては収入も気になりますから、それはそれでいい。

 

でもたまには、収益なんてどうでもいいから、純粋に読者の思いにとことんお付き合いするようなオピニオン記事も入れていきたいなあと思います。

 

本日は以上です。最後までお読みいただきどうもありがとうございました!










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