儲かる草コインの見分け方のコツは?ホワイトペーパーから将来性を見極めるポイント5つを解説!



皆さんこんにちは。

仮想通貨相場が日々ドラスティックな動きをしていますね。

思いっきり下げを食らってしまい、草コインで一発逆転を!と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

ついにこのタイミングで、私も仮想通貨に参入・・はしてないのですが笑、投資自体は興味があるので動きはウォッチしています。

今回は実際のホワイトペーパーを見ながらあれこれ突っ込みつつ、草コイン投資の「目利き」についてのひとつのやり方をお示ししたいと思います。

 

結論から先に言うと、抑えるべきポイントは5つです。

ポイント

  • そのコインの発行主体は、どういうエコシステムを作りたいのか?
  • そのコインとブロックチェーンはどこでどうつながるのか?
  • そのコインで資金調達されたプロジェクトはどう広がるのか?
  • そのコインの「価値」はどうやって生まれるのか?
  • そのコインのバリュエーション(価格算定)にはどういう根拠があるのか?

 

あと、最初に注意事項です。

注意
投資は自己責任です。
この記事は、「ホワイトペーパーの見方はこんな感じだよ」という一例を示したもので、例に出している特定のコインを推奨したり、逆に買わないことを勧めるものではありません。
また、将来の価格についての予想、保証等を行うものでもありません。

草コインのホワイトペーパーを読む:Dentacoinを例に

今回実験台になっていただくのはこちら、Dentacoinです。

単価が小さく、時価総額はそこそこ(2018.1.16で630億円程度)。

典型的な「これから爆上げするかも銘柄」ではないでしょうか。

 

しかし、投資はなんでもそうだと思いますが、よく中身をわからないままお金を突っ込むのは愚の骨頂です。

ですので、このDentacoinが何をしたいのか、ホワイトペーパーから具体的にみていきましょう。

 

ポイントその1:「そのコインの発行主体は、どういうエコシステムを作りたいのか?」

仮想通貨は、その通貨がどういった人や企業の間で流通するかというのが価値を決定する大きなポイントのひとつです。

この、コインが流通する場所を称して「エコシステム」といいます。

考えてみりゃ当たり前で、100人のコミュニティで使う通貨と、100万人で使う通貨なら当然後者のほうが価値が大きくなる可能性が高いわけですよね。

 

さて、最初のポイントである

「そのコインの発行主体は、どういうエコシステムを作りたいのか?」

についてはだいたい最初のほうの”Abstract”(要約)やIntroduction(導入部)に書いてあります。

 

Dentacoinのやりたいこともこの辺から拾えます。

簡単にまとめると、

Dentacoinの目指すもの

  • Dentacoinを報酬にして、歯科治療を受ける患者の意見を吸い上げるプラットフォームを作る。
  • 患者にそこへの参加を促し、よりサービス水準の高い歯医者を見つけたり、世界中の歯科治療レベル全体の底上げを図る。

というのが目的だそうです。

ん?ってことはですよ?

Dentacoinって、歯医者とその患者がエコシステムになる、ということですね。

すでにこの時点で突っ込みどころ満載な気もしますが笑、とりあえずターゲットとなるエコシステムはわかりました。

 

では、そのエコシステムがDentacoinを使う上での問題点を考えてみましょう。たとえばこんなこと。

 

疑問点】

・世界中の歯科治療といっても、例えば日本とアメリカでは歯科サービスがぜんぜん違うし、保険制度も異なる。そういった国ごとの差異をどう乗り越えていくのか?

・そもそも、日本円やUSドルよりもはるかに(今のところ)使いづらいDentacoinを、エコシステムの参加者がわざわざ使う理由って何なのか?

 

ほかにもいろいろあると思いますが、こういった疑問が解消されるかどうか?というのもホワイトペーパーを読む上での大事なポイントです。

 

では、読み進めていきましょう。

 

ポイントその2:「そのコインとブロックチェーンはどこでどうつながるのか?」

仮想通貨がブロックチェーンを基礎としたものであることはもはや言うまでもないことかもしれません。

では、それぞれの通貨がどこでどうやってブロックチェーンと関わるか、ちゃんと考えたことはありますでしょうか?

 

さすがにないと思いますが、まったくつながっていないコインだってもしかしたらあるかもしれません。そしたら、きっとそのコインって・・・、って思っちゃいますよね。

 

この点、Dentacoinは、いの一番に” Dentacoin is an Ethereum-based blockchain platform…”と書いてあり、イーサリアムの技術をベースとしたものだということがわかります。

ここであまりにもテクニカルなところに入っていってしまうと逆に読む気がなくなってしまうので、最初の5ページくらいを簡単に拾い読みしていきます。

 

Dentacoinで想定している、患者の意見を反映するためのオープンなプラットフォームは、第三者が患者のレビューを改ざんしたり、あとから変更したりすることができない、というところでブロックチェーンの仕組みが活用されます。

したがって、だれにも歪められない本当の評価が歯医者に対して下されることになるし、歯医者は歯医者で本当に信頼できるマーケットデータ(患者のニーズ)を参照することができ、それによって全体のサービスが向上する・・・とつながっていくわけです。

 

ブロックチェーンの利点を応用できていることはわかったのですが、それにしてもサービス向上の方法ってほかにもいろいろありそうですけどねえ。

レビューだけが唯一の方法だとはとても思えませんし。

あと、歯医者さんがこの仕組みによって「ロイヤルペーシェント(ロイヤルカスタマーの患者版)」を確保できる、なんてことも書いてありましたけど、そもそも一回で治らない歯医者なんてだれも行きたくないよな・・・とか。

MASUDA
まだ疑問は払拭できないまま、さらに読み続けます。

 

ポイントその3:そのコインで資金調達されたプロジェクトはどう広がるのか?

仮想通貨を使ったプロジェクトの場合、そのプロジェクトそのものの将来性も大きな要素です。

Dentacoinの場合、プロジェクトは以下4つのフェーズに分かれています。

 

第1フェーズ:ブロックチェーンをベースにした信用のおけるレビュープラットフォーム構築
第2フェーズ:携帯アプリ開発とDentaVoxという意見表明用のプラットフォーム構築
第3フェーズ:スマートコントラクトを利用した、歯の健康を保証する仕組みの構築
第4フェーズ:ヘルスケアデータベースの創設

 

ところどころよくわからない部分もありますが、まずはこうやって「で、将来どうなるの?」というロードマップを押さえておきます。

 

中身を読んでいくとわかるのですが、やっぱり基本的にDentacoinの売りは患者のレビューが正直かつ改ざん不可能というところのようです。

さっきも言いましたが、それだけで歯科産業がよくなるのかな・・・。

 

第2フェーズに出てくるアプリは、アプリを使っている人に歯の健康につながるプログラム(たとえば、毎日5分以上歯をみがくとか、歯にいい食べ物を食べるとか)を3ヶ月間続けてもらって、ちゃんとできたらDentacoinが報酬としてもらえるというもの。

Dentavoxはまたぞろユーザーレビューのツールで、今度はアンケートに答えてくれたらDentacoinをもらえるよ、といった類のものです。

MASUDA
なんかおんなじような話が続きますね。。。

 

3つめの、スマートコントラクトを使った歯の保証制度については、歯医者がつぶれたり死んでしまったときの保証とか、歯医者と患者がスマートコントラクトを結び、お互いが設定された条件を満たすとDentacoinがもらえるという、ちょっとベネフィットがよくわからない仕組みです。

 

最後のヘルスケアデータベースは、歯科治療だけでなく、ひとりひとりの医療情報(カルテでしょうか)をブロックチェーン上で瞬時に医療機関がやりとりできるようにしよう、というもの。

将来的には医療機関の職員に対して、好ましい行動(患者の満足度を上げる行動)があったときの報酬としてもDentacoinを使うことを考えているそうです。

MASUDA
まあこれはよさそうだな。

 

ただ、言語の壁をどうするのかとか、医療機関同士で共通言語がどこまで浸透しているのかとか、その辺は気になりますね。

 

ともあれ、こうやってプロジェクトの将来性もつぶさに見ていく必要があるということです。

 

ポイントその4:「そのコインの「価値」はどうやって生まれるのか?」

ここで一度、コインの価値に話が戻ります。

先ほどのプロジェクトの中身とも関連するのですが、コインそれ自体には価値はほとんどありません。エコシステムの中でなんらかの価値を生む活動が起きて、それを貯蔵したり移動させたりするのがコインの役割です。

なので、何をするとエコシステム内の価値が増大するのか、というのがそのコインの価値の源泉にもなるわけです。

 

Dentacoinの価値の源泉は、どうもカスタマーレビューに頼っているようですね。

話の前提として、そもそも患者がどれだけ真剣にレビューをするのかとか、逆に歯医者さんがレビューをどれだけ真剣に受け止めるのかとか、その辺がカギを握りそうです。

うーん、ここがどうも弱い気がするんですよね。

どうしても、「それってわざわざDentacoinを経由する必要ないじゃん」っていう気がしてしまうので・・・。

 

ポイントその5:「そのコインのバリュエーション(価格算定)にはどういう根拠があるのか?」

最後のポイントになりました。

はじめにお伝えすると、この点についてはホワイトペーパーに記載がない場合も多いので、そういうときはある程度自分で想像せざるを得ません。

ですが、ここまでの4つのポイントが押さえられていれば、今のコインの価格がどのくらい伸びそうかというヒントくらいは手に入るのではないでしょうか。

 

Dentacoinはご丁寧に、1コインあたりの理論価格とICO価格などを細かく載せてくれています。

24ページにある、Fundamental valueをみてみると、1コインあたり0.00452ドルとなっています。

で、申し訳ないんですが、この計算が私の目にはしっちゃかめっちゃかなのです・・・。

 

なぜかというと、その次のページの計算が意味不明だから。これです。

この図、Dentacoinの想定時価総額をFacebookとの対比で計算しているのですが、まず

 

「時価総額÷現在のFacebookのユーザー数=一人当たり価値」

 

という謎の計算式が出てくるところでのけぞりました。

いやいや、それ、企業収益とか財務内容をまったく無視してるんですけど・・。

※ふつう、時価総額は「発行済み株式総数 × 一株あたり株価」で計算します。念のため。

このむちゃくちゃな計算式を使い、かつ一人当たり価値=60ドルという、どっから出てきたのかわからない数字をつかって算出したDentacoinの「時価総額」は36.12億ドルです。

MASUDA
で、これを発行総数8兆枚で割ったのが、さっきの1コインあたり0.00452ドル、というわけです・・・。

 

ちなみに、Dentacoinのユーザー数についても予想をしているのですが、これがまた・・・。

26ページに表があって、患者・歯医者それぞれどのくらいのユーザー数を目指すかということが短期・中期・長期で示されています。こちらですね。

 

向こう5年で、患者・歯医者に占めるマーケットシェア0.1%を目指すようですが、この理屈で行くと日本では5年後に12万人がDentacoinを使っていることになります。

以下省略しますが、この未来予想図を信じられるかどうかが、投資判断のひとつの基準になるでしょう。

 

なお、2018.1現在でDentacoinの価格は0.001758ドルでした。すでに予想価格の39%程度です。

これを高いとみるか、安いとみるか・・・。

 

まとめ

長くなってしまったのでもう一度最後にポイントをまとめます。

ポイント

  • そのコインの発行主体は、どういうエコシステムを作りたいのか?
  • そのコインとブロックチェーンはどこでどうつながるのか?
  • そのコインで資金調達されたプロジェクトはどう広がるのか?
  • そのコインの「価値」はどうやって生まれるのか?
  • そのコインのバリュエーション(価格算定)にはどういう根拠があるのか?

現時点でカンペキな仮想通貨なんてないでしょうから、ここに挙げたポイントを自分なりに分析して、銘柄選定の参考にしていただければ幸いです。

みなさんが仮想通貨投資で幸せになれることを願っていますし、この記事がその一助になれば何よりです。

 

 

本日は以上です。最後までお読みいただきどうもありがとうございました!










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