皆さんこんにちは。
特に男性の方には共感いただけると思うのですが、最近の歌って、サビで声枯れませんか?
一昔前の歌と比べるとやたらキーが高くて歌えないですよね。
けど、社会人たるもの、カラオケは避けて通れません。
問題はそこでいかに恥をかかず、無難にやりすごすことなのですが、これがまた難しい。
私もあまりカラオケが得意な方ではないので、常々何とかならないかなあと思っていました。
かといって、ボイトレまで行くのはちょっと大げさな気がするんですよね。お金もかかるし。
自力で何とかごまかせないかと、いろいろリサーチや試行錯誤した結果、
・少しでも高音が出やすくするよう準備をすること
という2つを意識するだけで、かなりカラオケの苦痛が軽減されることがわかりました。
すべて実行していただければ、少なくとも声枯れで恥をかくことはほとんどなくなりますし、うまくすれば普段よりちょっとだけ高い歌もそれなりに歌えるようになりますよ!
◇目次
カラオケをうまく乗り切るために、まずは敵を知り、己を知ろう
(1)自分の音域を知る
まず、高い音が出ないと嘆いているあなたにおススメしたいのが、
自分の音域を知ること
です。
これ、ちゃんと測ったことありますか?
やったことがなければ、絶対やったほうがいいですよ。
そもそも、一口に「声が低い」といっても、じゃあ実際どこまで高い音が出るかって正確に把握してない人がほとんどですよね。
逆に、これさえ分かっていれば、ムダに高い歌にチャレンジして撃沈・・・という事態を避けることができます。
・音域の見方を知っておこう
じゃあ早速自分の音域を調べよう、と行きたいところですがちょっとだけ待ってください。
「音域」には決まった呼び方があります。
それを知っておいたほうがあとあとカラオケで歌う歌を決めたりするのに便利なので、少しそこを説明させてください。
といっても、私も音楽の専門家ではないので、素人目線でご説明したいと思います。
まず、音域の用語ではこれらをAからGまでのコードと、オクターブによってLowからHighという分け方をします。
ちなみに、Aが「ラ」の音です。
ドレミファソラシド、って普通に言いますね。その最初の「ド」、これを基準にしましょう。
これが音域の用語でいうと「mid2C」(ミッド・ツー・シーと読みます)という表記になります。
ここから「ファ」(mid2F)とか「ソ」(mid2G)くらいまでが普通の男性の限界でしょう。
で、我々が「高い!」と感じる代表例、レミオロメンの「粉雪」のサビ。
あの「こなーゆきー」の「な」がいわゆる高い「ラ」で、音域でいうと「hiA」と呼ばれます。
男性だとここが出たら相当音域が広いことになります。
・自分の音域を知るには?
自分の音域を知る手っ取り早い方法は以下の2つです。
① 自分が無理なく歌える歌から判断する
② ソフトを使って測ってみる
①については、自分が歌える限界の歌を2,3曲思い出していただき、
「曲のタイトル 音域」で検索するのが手っ取り早いです。
②については、こちらのソフトが無料です(私も使っています)。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA046927/prmonitor/
より正確に知りたい方は、それ専用の機械もあるので試してみてもいいかもしれません。
ちなみに、先ほど例に挙げた粉雪の最高音、「hiA」は周波数で言うと440hzです。
一つ下(正しくは2つ下)のmid2Gが392hz。
ソフトで最高音を探る際の参考にしてみてください。
(2)歌える音域の曲を探す
自分の音域の限界が分かったら、その範囲内に収まる曲を探しましょう。
私はいつもこのサイトを参考にさせていただいています。
⇒http://www.music-key.com/artist/
なお、自分に合った音域の曲を探す際、注意したいことが2つあります。
① テンポが速すぎる曲は、音域内でも避ける
② 自分の限界の音が連発する曲は避ける
これらはなぜかというと、我々のように高い声を出すのに慣れていない人は、こういう歌に出くわすとついついノドに力が入って声が詰まってしまうから。
そうすると、出る音も出なくなってやっぱり撃沈・・・、となりがち。
また、速い曲だと息継ぎが間に合わなくて、本来出るはずの音がでない、なんてことも。
「この音なら出せるはずなのになんでだろう・・・」って悩んだことないですか?
それはきっとこの2つが原因です。
ついでと言っては何ですが、私のおススメを3曲ほどご紹介しておきます。
知名度もそこそこあって、「それなりに歌った」感のあるものばかりですよ。
・フジファブリック「夜明けのBEAT」(最高音mid2D)
・布袋寅泰「バンビーナ」(最高音mid2E)
・Kinki Kids「全部抱きしめて」(最高音mid2F)
声が低すぎると悩む人へ。少しだけ高い声が出せるようになる方法はコレ
さて、そうは言っても、中には
「俺、あまりに最高音が低いんだけど・・・」
とお悩みの方もいるのでは?
さすがに、毎回毎回「ルビーの指輪」とか歌いたくないですもんね。
そういう方に、おススメしたいのが以下の方法。
これでいつもより半音から1音くらいは上がりますよ!
(3)ノドを開く
これ、よく言いますよね。けど具体的にどうやるかご存知でしょうか?
コツは、口をできるだけ縦に開くこと。
ちょっと今、大きめに生あくびしてみてもらえますか?何なら声も出しましょう。
口を開けていくと、どこかであごの関節が下がって、ちょうど耳のうしろあたりがくぼむ感じがしませんか?
それが「ノドが開いた」状態です。
わかりづらければ耳の後ろに指をあててやるといいです。
歌う時は、ここができるだけくぼむような口の開け方をするといいらしいです。
(4)リップロール
これもボイトレ動画とかでよく見ますね。即効性が高いのでおススメです。
やり方は、唇を軽く閉じてそのまま空気を吐くだけ。
そうすると、唇がプルプル震えますよね。これを何度か繰り返します。
できればこれで音階をつけるといいのですが、カラオケ屋でやると怪しいヤツになるのでそこまではいいです笑
口の周りの筋肉をリラックスさせたり、長く唇を震わせるのに集中することで呼吸をコントロールする効果もあります。
(5)飲み物にも気を配る
カラオケにつきものなドリンクですが、みなさん普段は何を頼まれているでしょうか?
ウーロン茶?だったらそれは最悪の選択肢。
なぜかというと、ウーロン茶は脂分を急速に奪ってしまい、ノドの枯れにつながるからです。
炭酸飲料もノドを刺激してしまうのであまりよくないみたい。
一番いいのは「常温の水」。なければ紅茶、コーヒーあたりでもまあ大丈夫です。
個人的には、少しだけミルクを入れるとノドがスムーズになる気がします。
ただし、あまり多いと今度はノドに引っかかっちゃいますが。
まとめ
カラオケに自信がない人は、事前の準備がとっても大事。
少しの下調べとその場の工夫をするだけで、ホントにその日の楽しさが全然違ってきますよ。
自信がついてくれば、その分歌にもいい影響がありますから、ぜひぜひお試しを!
もしうまくいかなかったら、一緒にルビーの指輪歌いましょう・・・。
本日は以上です。最後までお読みいただきどうもありがとうございました!