今年はコロナの影響で交通量が減ったので、交通事故もそれに伴って減ったと言われています。
ただ、少し前まではあおり運転や高齢者の運転ミスによる事故など、交通事故に関するリスクは常につきまとうものです。
それに、久しぶりにハンドルを握ったら運転に慣れるまでに時間がかかった、なんていう話も聞きます。
今まで何でもなかった交差点の横断でも急に車が出てきてヒヤッとした・・・なんてことはないでしょうか。
この記事では、万一不幸にして交通事故に遭ってしまった場合の対応に加え、相手に請求する慰謝料にはいろいろな基準はあること、そして慰謝料を最大限にもらうために必要なことをお伝えします。
備えあれば憂いなしなので、最後まで読んでみてくださいね。
交通事故の被害に遭ってしまったら、必ずやっておくべきこと
不幸にして交通事故に遭ってしまったらどうすればいいでしょうか。
何となく頭では分かっているつもりでも、いざその場になるとパニックになってしまうもの。
うちの妻も普段はしっかり者ですが、後ろから車をぶつけられたときはすっかり気が動転して110番すら手が震えてかけられなかった・・・なんて言っていました。
なので、基本的なことではありますが落ち着いて対処できるよう、ここで今一度チェックしておきましょう。
事故にあった瞬間に行うべきことは次の7つです。
(もちろん、自分でできない場合もあるでしょうし、第三者の事故を目撃することもあるでしょうからそこは臨機応変にいきましょうね)
① 警察に電話する
② 事故現場の危険を除去する
③ 警察が来たら実況見分に立ち会う
④ 事故の相手方の連絡先を訊く
⑤ 事故現場の写真や動画を撮っておく
⑥ 保険会社に連絡する
⑦ その足で病院に行っておく
事故にあった直後は本当にストレスもかかりますし、いろいろ大変だとは思いますが、家族や友人の力も借りつつとりあえずここまでやっておけば最初の対応としてはまずOKでしょう。
知らないと絶対に損!慰謝料請求の3つの基準とは?
交通事故から少し日にちも経って、病院に通院したりしていると気になってくるのが相手方からの治療費や慰謝料の支払いです。
最初の段階で保険会社への連絡をしているのであとは保険会社に任せておけばいいや・・・と思いがちですが、それだともらえる慰謝料の金額を損している可能性があるのをご存知でしょうか?
実は、慰謝料には以下の3つの基準があります。
・任意保険基準
・弁護士基準
これらは下に行くにしたがって金額が上がっていきます。
大事なポイントは、一番基準の高い「弁護士基準」は、弁護士に依頼をした場合にのみ適用されるということ。
なので、もし自分の保険会社と加害者の保険会社との話し合いに任せてしまっていると、自賠責基準や任意保険基準といった低い金額での交渉となってしまうことがあります。
その結果、もらえる慰謝料などの金額が下がってしまうのです。
ちなみに、あまり知られていないのですが弁護士基準で何がどのくらいもらえるのか?という情報も公表されています。
日弁連交通事故センター東京支部というところが出している、「損害賠償額算定基準」、通称「赤本」という本に記載されています。
ただこの本、内容が専門的なので、素人がこれを読み解くのもしんどいです。
ましてや、赤本を保険会社にもっていって、「弁護士基準でお願いします!」というのも受け付けてもらえません。
なので、慰謝料などの金額を最大化するためにも、事故にあったら金額の算定は弁護士に依頼するという一択になるわけですね。
交通事故被害に関する慰謝料請求、弁護士にはどう相談すればいい?
交通事故の被害にあったときには弁護士に相談するのが賢いやり方だというのはわかったけど、自分のまわりに弁護士なんていないし、そもそもどうやってコンタクトすればいいかもわからない!という人がほとんどではないでしょうか。
それに、弁護士の先生って何となく敷居が高そうで事務所に行くのも気がひけますし、専門にしている分野も違うのでどの弁護士が交通事故の対応に強いのかきちんと見極めないといけません。
そんなときに便利なのが交通事故問題に詳しい弁護士を全国から探すことができる「交通事故解決ピット」という検索サイトです。
【サイトはこちら】
交通事故解決ピット – 交通事故に強い弁護士サイト
トップページから都道府県別に交通事故に強い弁護士を探すことができます。
土日祝日も対応可能、かつ当日の相談も受け付けていますので、万一に備えてぜひブックマークしておきましょう。
弁護士の検索だけでなく、このサイトには交通事故に関する法律をテーマにしたコラムや、弁護士基準による慰謝料のシミュレーションもできる機能もあります。
もし相談することになったら事前に目を通しておくと、ポイントがわかって話もスムーズにいくでしょう。
まとめ
自分は運転には自信があるから大丈夫!と思っていても、相手を選べないのが交通事故です。
また、クルマに乗っていなくても、歩行者として事故に巻き込まれてしまうことだってありますよね。
今回はそんなときの対処法と、事故にあったときの慰謝料などを最大限多くもらう方法についてご説明しました。
この記事が万一のときにお役に立てば幸いです。
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