寺島清太は生酵素の仕掛け人!プロフィールと経歴にみるビジネス成功のコツ



インターネットを使ってビジネスを興す人が最近とても増えてきました。

自分も起業して一発当ててみたい!と思っている人にうってつけのロールモデルとして、この記事では「寺島清太」さんという方を紹介したいと思います。

将来自分のビジネスを持ちたいと思っている人に有用なヒントがたくさんありますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

寺島清太とは誰か?株式会社GypsophilA(ジプソフィラ)起業までの道のり

インターネット通販業界では知る人ぞ知るこの寺島清太さんですが、実はもともとパソコンも使えないほどのアナログな人物だったのだそうです。

19歳にアパレルショップに就職し、バイヤーとして活躍。もともと商売に関してはこの頃から素養があったのかもしれません。

その後、寺島さんは勤め人を卒業して自らのビジネスを興そうと考えます。

アパレルでは多くの女性に囲まれて働いていた寺島さん。そこから目をつけたのが足つぼマッサージを行うリラクゼーションサロンでした。

アパレルで働く女性は立ち仕事がほとんど。家に帰るとふくらはぎがパンパン・・・なんていうことも日常茶飯事です

寺島さんはそうした女性のニーズをよくとらえていたと言えます。

また、リラクゼーションサロンは在庫もほとんどなく、最初に大がかりな投資が必要なかったのも大きなポイントだったのだとか。

こうして、2006年に株式会社GypsophilA(ジプソフィラ)を設立することになりました。

株式会社GypsophilA(ジプソフィラ)における寺島清太の活動と実績

設立当初、GypsophilA(ジプソフィラ)は足つぼマッサージのサロン事業のみを展開していました。

ですが、ビジネスを大きく成長させるには常に隣接業界へと進出していくのがセオリーです。寺島清太さんもご多分に漏れずその方向へと舵を切ります。

ここで寺島さんが次の手として考えたのは「内側からの美容」。

これを実現するために、続く2007年にはサプリメントや健康食品の製造販売も開始しました。

具体的には、楽天に「カリーナ美・健・癒しワールド」を出店し、より販路を広げようとしたのです。

EC事業に足を踏み入れた寺島清太さんの株式会社GypsophilA(ジプソフィラ)がさらに発展するきっかけとなったのが「酵素」

当時、酵素と言えばお年寄りの健康食品というイメージが強く、あまり万人受けするようなイメージではありませんでした。

この「酵素」を若い女性の健康や美容の商品として訴求できないかと考え、思いついたのが「生酵素」というキーワードです。

こうして、既存の商品であった「酵素」のイメージを一新し、若い女性の健康・美容・ダイエットとして訴求することに成功。

2010年にはこの「生酵素」というネーミングの商品を発売し、瞬く間に大ヒット商品となったのです。

その後、「生酵素」は楽天で実績を上げたことでさらに評判となり、イオンやマツモトキヨシ、ツルハドラッグやスギ薬局などのドラッグストアチェーンでも商品を展開していくことになりました。

寺島清太さんのひらめきから生まれた「生酵素」はそれ自体がひとつのカテゴリーにもなるほど有名となり、株式会社GypsophilA(ジプソフィラ)が発売した「生酵素」は楽天のダイエットサプリメント部門で68ヶ月連続第1位を獲得するという偉業を成し遂げました。

その後も寺島清太さんは商品ラインナップの拡充を続け、たとえば以下のような商品を世に送り出しています。

・生酵素
・大人の生酵素
・飲む生酵素
・大人の飲む生酵素
・生酵素とプラコラ
・クオーレ
・セレブクオーレ
・テーンバーンズ
・セブンデイズ
・ギニアス
・ラストアップ
・代官山スムージー ・・・などなど。

余談ですが、最後の「代官山スムージー」はYoutuberのHIKAKINさんも取り上げるほどの人気でした。

寺島清太さんの「生酵素」、インバウンド・アウトバウンドへの展開

さらにビジネスを拡大すべく、寺島清太さんが次に乗り出したのは当時から注目の高まっていたインバウンド、アウトバウンド需要の取り込みでした。

まず、インバウンドでは中国人をはじめとした「爆買い」の波に乗るために、ドラッグストアでの販売を強化します。より具体的には、店頭のPOPに加えて商品を「アサイー入り」、「コラーゲン入り」などと細分化し、お客様に陳列棚の前で時間をかけて選ばせるという作戦を取りました。

こうすると当然、みんなじっくり手に取って商品を見るようになりますから、周りにいる他の人も「そんなに見入っているくらいだから、きっといい商品なんだろう」と思うようになるわけです。

この作戦が見事に大当たりし、外国人からの人気が急上昇したそうです。

一方、アウトバウンド戦略で寺島清太さんが重視したのは展示会

もともとアパレル出身であった寺島さんにとっては得意分野だったのでしょう。当時の経験も生きたのか、株式会社GypsophilA(ジプソフィラ)は並みいる大手メーカーを押しのけ、「ブース賞」を3年連続受賞(2017年/2018年/2019年)するという快挙を成し遂げています。

こうしたこともあり、アメリカ・香港・シンガポール・韓国・マレーシアといった国々のローカルドラッグストアチェーンでも販売を開始します。

そして、今では世界最大のマーケットである「Tmall」にも出店。海外でのオンライン販売も始めています。

ここまでのまとめとして、インバウンド、アウトバウンドに関する寺島清太さんの主な実績(一部)を見てみましょう。

【主な実績】
• JAPANドラッグストアショーのバイヤーズ特別賞を受賞(2016年)
• お土産ランキング(訪日外国人)第1位
• 暢遊日本(中国人観光客向けアプリ)で閲覧数第1位(2017年4月)
• 2017年~2019年:展示会でブース賞を3年連続受賞
• 今日头条(ニュースアプリ)日本の人気商品ランキングベスト5(2018年6月)
• 世界最大級のマーケットサイト「Tmall」でブランド店を開始
などなど。

しかし、これだけうまくいったら楽しいでしょうね・・・。

女性支持の高い芸能人とのタイアップを実現!

様々な戦略により実績を残してきた寺島清太さんですが、生酵素と芸能人のタイアップもその実績を後押ししています。

ただその時の人気芸能人とタイアップするのではなく、寺島清太さんは生酵素のターゲットとなる女性からの支持が高い芸能人を起用していたようです。

これまでにタイアップした芸能人は以下の方々です。

・2009年~2010年:さとう珠緒
・2010年:武藤 静香
・2011年~2014年:吉岡美穂
・2012年:ジャガー横田・木下 博勝
・2012年~2014年:加藤夏希
・2012年~2014年:優木まおみ
・2013年~2014年:ユージ
・2013年~2018年:田丸麻紀
・2014年~2015年:LiLiCo
・2014年~2015年:芹那

生酵素が発売された2010年にはInstagramがリリースされており、また当時は芸能人がブログで商品をPRすることが流行っていた時代でもあったため、これらのタイアップは売上や知名度の向上に大きく貢献したことでしょう。

株式会社GypsophilA(ジプソフィラ)の概要

最後に、興味を持っていただいた人のために寺島清太さんの創業した株式会社GypsophilA(ジプソフィラ)の概要を載せておきます。

【株式会社GypsophilA(ジプソフィラ)の概要】
社名:株式会社GypsophilA(ジプソフィラ)
所在地:〒150-6027 東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー27F
設立:2006年5月
従業員数:36名(2016年8月現在、アルバイト含む)

まとめ

インターネットをうまく使った起業家の一例として寺島清太さんの活動と実績についてご紹介しました。

ポイントをまとめると、
・小資本で始められるビジネスからスタートした
・隣接業界にうまくピボットできた
・過去の経験を活かしたマーケティングを行った
といったところでしょうか。

これから起業家を目指す方の参考になれば幸いです。










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