日本では現在、1,300万人以上の人が一人暮らしをしているそうです。
では実際に一人暮らしをする場合、毎月どのくらい生活費がかかるものなのでしょうか?
平均的な金額を知って、自分がお金を遣いすぎなのかどうか確認してみたいですよね。
今回はそんな「一人暮らしの平均生活費」を調べるとともに、ガマンしないでもできる簡単な家計改善の方法をまとめています。
この記事にある内容を実践していただければ、ストレスフリーで月3万円くらい家計がラクになりますよ!
※参考サイト:https://www.stat.go.jp/data/kokusei/2005/sokuhou/04.html
◇目次
一人暮らしの平均的な生活費とその内訳は?
まず最初に、一人暮らしの人は毎月どのくらい生活費がかかっているのかを見てみましょう。
ざっくりまとめると、年齢によりますが表のとおり。
【データ出典:総務省統計局「家計調査」】
項目をさらに「固定費」と「変動費」に分けました。
厳密には、水道光熱費とか交通・通信費は変動費では?と思われるかもしれません。
が、「固定料金」によるところも大きいのでここではあえて「固定費」に分類してあります。
以下、それぞれの項目についてちょっと詳しくみていきましょう。
食費
変動費の中で最もウエイトが大きいのが食費。
約44,000円のうち、外食費が約17,000円、酒代が約2,000円となっています。
自炊するかどうかなどのライフスタイルの違いによっても大きく変わるところですが、4万円をはるかに超える場合は遣いすぎ、という目安をもっておくといいかもしれませんね。
住居費
これも持ち家か賃貸かによりますし、どこでどんな部屋に住むかによっても大きく変わりますね。
ほとんどの場合は賃貸だと思いますが、東京をはじめとする大都市でワンルームマンションに住むとだいたい6万円前後が目安のようです。
水道光熱費
一人暮らしの平均は約1万円ですが、半分は電気代です。
その他、ガス代が月3,000円、水道代が月2,000円という内訳になっています。
ただ、季節的な要因が大きいので、真夏や真冬はこの額と大きく異なる場合があります。
家具・被服費
内訳でいうと7,000円が洋服関連、残り4,000円が家具(雑貨含む)というところ。
雑貨は100円ショップで買いそろえるものが多かったりするので、感覚的もそのくらいかなという気がしますね。
一人暮らしの生活費、削減のポイントは?
では、ここからは一人暮らしの生活費をどう削減していくのがいいのでしょうか?
一人暮らしの人がラクに家計改善をするためのおススメは(住居費以外の)固定費を削減することです。
固定費は毎月定額でかかってくるものなので、いったん削ってしまえばその効果はずっと続きます。
しかも、削るための努力は最初の1回でOKなのでやってしまえば後はストレスフリー。
その上、どちらかというと固定費のほうが金額が大きいので、節約効果も大きいというわけ。
固定費を減らすにあたって大事なのは、
- 「生活水準を落とさない」
- 「ムリをしない」
ということです。これ、とっても大事。
なので、いくら家賃が下がるからといっても、例えば引っ越しして狭い家に移るのはここでは家計改善に含めません。
いくら家計がラクになるからと言っても、心が貧しくなるのは本末転倒ですよね。
それに、冷静に考えると引っ越し代とか、引っ越しの準備にかかる時間などの初期コストがいろいろかかります。
これを取り返すまでにはけっこう時間がかかるんですよね。
※家族構成が変わるとか、隣人がちょっと危険な人だとかは別ですよ。
ガマンいらずの固定費削減、効果が大きいのはコレだ
今の暮らしを変えずに、家計だけをラクにするための作戦はいくつかあります。
これも項目ごとにご紹介していきますね。
光熱費の削減
まずは光熱費。削減といっても、マメに電気を消したりとかそういう話ではありません。
そうではなくて、やるのは電力会社の変更です。
今は「電力自由化」のおかげで様々な電力会社と契約することができます。
要は同じ電気というモノを、一番安いお店から買えるようになったということ。
Aという会社でもBという会社でも、電気は電気です。
それに、会社によって停電しやすいということもありません。
だったら安いほうがいいに決まってますよね。
中でも使う価値が高いのは【楽天エナジー】 です。
このあとも出てきますが、楽天のサービスはまとめればまとめるほどどんどんオトクになっていくのが理由。
巷ではそれを称して「楽天経済圏」なんて言われていますね。
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また、楽天カード を使って支払いをすれば、電気代でさらにポイントが貯まるので一石二鳥。
もちろん、既存の電力会社と比べても安くなることが多いので、ぜひ一度シミュレーションしてみるといいでしょう。
手続きも至ってカンタンで、やることは楽天エナジーのHPから申し込むだけ。
今の電力会社とのやりとりは楽天でんきが変わりにやってくれますので、引き留められたりなんてこともありません。
電力会社は数が多くて目移りするかもしれませんが、要は「やらなきゃ絶対生活費は減らないけど、やれば必ず節約になる」ということは確実。
迷ったら「とにかくやってみる」のがコツですよ!
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通信費の削減
通信費の中でももっとも大きいのが携帯電話の料金でしょう。
スマホユーザーならだいたい月1万円くらいでしょうか。
そんな通信費を節約する有効な方法は、格安SIMに乗り換えることです。
これだけで月5,000円くらいは軽く浮きます。年間だとなんと6万円!
ここでもおススメは楽天。 【楽天モバイル】 が一推しです。
なぜかというと、この楽天SIMは料金を楽天ポイントで支払えるから。
貯まったポイントを有効に使って、現金が減るのを防げるのが大きなメリットなのです!
世の中には、楽天ポイントをうまく使って携帯の料金を1円も払わずに済ませている人すらいます。
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この破壊力すごいですよね・・・
電気代と同じで、格安SIMもやれば間違いなく電話代が節約できるものなので、細かい違いにとらわれず「まずはやってみる」をモットーにしましょう。
仮に後からもっといいプランが出てきたらそれに乗り換えればいいだけですし、万が一何か不都合があっても、いつでももとに戻すことができますしね。
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交通費(自動車関連)の削減
自動車をお持ちの方にとっては、クルマ関連のコストは避けて通れません。
よく「クルマって本当に必要なの?」ということを言う人もいますが、地方だと自動車って生活の一部ですから、そんな簡単に言うなよ、と思いますよね。
でも、そんな自動車にかかる固定費も、ちょっとした工夫ですぐに下げることができます。
基本は自動車保険ですね。これもやったもの勝ちです。
こちらの無料の自動車保険一括見積もりサービスが手っ取り早いのでまずはどのくらい保険料が変わるかみてみましょう。
ただし一つだけ要注意なのは、もし事故があって保険を使ってしまった直後だと、思ったほど保険料が下がらなかったり、等級によっては通販の保険会社だと断られるケースもあるということ。
なので、無事故の方は今のうちに乗り換えておくといいですよ。
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もうひとつ、車のコストで無視できないのが車検ですね。
ついつい間際になって、近所のディーラーでお願いしちゃった、なんてことありませんか?
実は、車検も比較するとかなり料金が違うものです。
結論は、やっぱり楽天で固めるのがベスト。
【楽天車検】 を使うと、事前に無料で見積もりをくれますし、近くの店舗を探すこともできます。
そしてここでも楽天ポイントが貯まるので、もらったポイントを使えばさらに家計がラクになりますね。
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生活費の削減とはちょっと違うテーマですが、自動車を使う日や時間が決まっているなら、使っていないときはカーシェアリングに出すと臨時収入ができます。
今まで「金食い虫」だった車が急に「稼ぎ頭」になるかもしれませんよ!
まとめ
一人暮らしの家計の平均値と、家計改善に役立つ情報を費目ごとにリストアップしてみました。
実はオトクなことってすぐ近くにあるものです。
あとはやるかやらないか、それだけ。
ちょっとでも試してみればすぐに効果の出るものばかりなので、安心して試してみてください!