皆さんこんにちは。
近い将来、利益確定した億り人たちがこぞってロボアド投資になだれ込んでくるのではと思っています。
日本ではWealthnaviやTHEOが有名ですが、海外のロボアド会社の参入も相次ぐのではないでしょうか。
今回は、そんな海外ロボアド会社の中でも注目のサービスを3つご紹介します。
※現時点で世界最強との呼び声高いWealthfrontについては下の記事でくわしくご紹介していますのでそちらも併せてどうぞ。
◇目次
これから来そうな海外ロボアド3つ
(1) Wealthsimple
カナダで最大のロボアドバイザー。
特徴としては、ロボアドのうしろに人間が控えていて、何かあれば相談できる体制が整っていること。
特に初心者にはありがたいサービスですね。
投資商品のポートフォリオはわりと堅実で、基本的には手数料の低いETF主体。
株式と債券への投資割合は以下の3つとシンプルです。
・コンサバ型 (株式65:債券35)
・グロース型 (株式80:債券20)
取り扱うETFの特色としては、Socially Responsible Portfolioというポートフォリオがあり、二酸化炭素の排出削減に貢献している企業や、女性活躍を推進している企業を集めたファンドにも投資できる点。
最低投資額は決まっていないので、好きな額を投資可能となっています。少しの額から始められていいですね。
ただ、5,000ドルまでは手数料無料なのですが、5,000ドル以上100,000ドルになると0.5%、100,000ドルを超える部分は0.4%かかるため、やや他のロボアドよりコストが高いのが難点かな。
それでも日本のロボアドより安いですけど。
(2) Vanguard Personal Advisors Services
ETFで有名なVanguard社が自社開発したロボアド。
自社の商品のみをポートフォリオに入れているのが難点といえば難点ですが、もともとほかのロボアドもほとんどがVanguardの商品を組み入れています。
VanguardのETFの中には手数料が業界最安値のものも多いので、高いものを買わされるという心配は少ないといえるでしょう。
また、Wealthsimple同様、人間のアドバイザーもうしろに控えています。
Wealthsimpleよりも介入度合いが多いので、よく言えば手厚いのですが、ロボアドの未来感が好きな人や、放っておいてほしい人には少しうっとうしく感じるかもしれないですね。
また、税金の自動最適化機能もないところが他のロボアドに劣後しています。
ただし、サービスの手厚さにもかかわらず手数料は低め。預かり資産額にかかわらず一律0.3%となっています。
一方、最低投資額は50,000ドルと高めなので、どちらかというとVanguardというブランドを重視する人や、富裕層向けのサービスといった雰囲気です。
(3) Betterment
米国でWealthfrontにならぶ人気ロボアドと言われています。
投資する人の目的・目標額から逆算したポートフォリオ戦略を立ててくれるのがポイント。
また、ロボアドらしくいろいろな手続きを自動化することに長けており、ユーザーが一度設定しておけばあとは忘れてもだいじょうぶ!というくらいの使いやすさに重きを置いています。
(日本でもそうあってほしいのですが)申し込み手続きもとにかくカンタンとの評判です。
5分もあれば終わるということで、この辺は日本のロボアドにも近い感じですね。
ポートフォリオについては、やはりETF中心。
ここも自動化が徹底していて、当初設定したポートフォリオのバランスから5%以上乖離した銘柄は自動的に調整(リバランス)されるため、ポートフォリオ管理が苦手な方でもだいじょうぶ。
ひとつ難点があるとすれば、投資商品の中にREITやコモディティのファンドがないこと。
リスク分散という観点ではこういった商品があると最強なのですが。
手数料はほぼ最安レベルで、一般的なデジタルプラン(ロボアドのみ)なら一律0.25%、かつ最低投資額のしばりもなし。
人間のアドバイザーが入るプレミアムの場合は0.4%で、最低投資額は100,000ドルから。
別の言い方をすると、投資初心者と富裕層向けにそれぞれ別のサービスを用意しているともいえますね。
日本のロボアドを使うなら
残念なことに、ご紹介した3つのロボアドはまだ日本に上陸していません。
日本でロボアドを使ってみたい!という人には、現時点ではWealthNaviがおススメです。
機能面では上に挙げた3つのロボアドに引けを取りませんし、投資商品も株式や債券のETFだけでなく、REITなどの値動きが違った商品も扱っています。
ただし、手数料が1%と、海外のロボアドより高いことには注意です!
今後の引き下げに期待ですね。
\\\ 日本のロボアドに興味がある方は///
まとめ
目の前に迫った「ロボアド元年」。
税金の問題はありますが、仮想通貨で利益確定したひとたちのお金が流れ込んでくることを見越した、ロボアド会社のサービス合戦が国をまたいで始まる日もそう遠くないのではと思っています。
サービスが向上すれば、地道な投資をしている私たちにも有益ですよね。
また、仮想通貨からのお金がETFに還流すれば、株価も上がってみんながハッピーになれるので、ぜひそんな世の中になってもらいたいものです。
投資が多くの人に開かれた世の中が一日も早く到来することを期待しましょう!
本日は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました!
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