JALグローバルクラブはお金持ちへの第一歩。そのメリットと獲得コスト削減策を語る



よく、「お金持ちになるには、お金持ちの思考や行動をマネすべし」なんていいますよね。

この言葉、そもそも矛盾してるよな?と思うのはきっと私だけではないでしょう。

お金持ちの思考や行動をマネできるのは、すでにその人はお金持ちになってる人だけじゃないの?って思っちゃいますよね。

 

でも、数は少ないながらお金持ちの世界に肉迫する方法があります。

そのひとつが、「JALグローバルクラブ」への入会です。

 

できるだけコストを削減しながら入会する方法も触れていますので、お金持ちの世界を少しでも見てみたい!という人はぜひ最後まで読んでみてくださいね。

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JALグローバルクラブとは?

飛行機に乗る人はよくご存じかもしれませんが、「JALグローバルクラブ(略してJGCともいう)」はJALが一定以上の資格を満たしたお客様だけを招待する、上級会員プログラムのことです。

JALだけでなく、JALが所属している「ワンワールド」メンバーの他の航空会社でも同様のサービスを受けられる点も特徴です。

 

JALグローバルクラブに入会するメリット

一度知ったらやめられない、JGCの特典4つ

実は、何を隠そう、わたしもJGCの会員です。

JGCの特典そのものはJALのHPにもいろいろ書いてありますが、特に私が個人的に「これがあるから入ってよかった!」と言えるものを4つ選びました。

 

(1) 優先搭乗(キャンセル待ち含む)ができる

JGC会員はビジネスクラスと同じ扱いで優先搭乗することができます。

それ自体はまあそんなもんか、って感じですが、実はメリットはキャンセル待ちも優先されること。

 

恥ずかしい話ですが、昔、国内出張であろうことかチケットを間違えて取ってしまい、危うく出張先から帰ってこられなくなりそうになったことがありました。

その日は台風も接近していて、下手すると当日に帰れない・・・と冷や汗をかいたのですが、JGCのステータスが使えることに気づき、会員であることを告げて次の便のキャンセル待ちを入れました。

すると、キャンセル待ち順位がいきなり1位にランクされ、あっという間に次の便を確保。

おかげで無事難を逃れたのでした。

 

これはホントに嬉しかったですね。

MASUDA
人間、危ないところを救ってもらえるとそれだけでファンになりますよね笑

 

(2) JGC専用のチェックインカウンターと保安検査場がある

夏休みに羽田空港や成田空港に行ったことのある人ならだれでも、あのチェックインカウンターの行列の長さに嫌気がさしたでしょう。

自分もその一部なのを棚に上げて、「なんでこんなに人多いの!?」と言ってしまうことってありませんか?

 

やっとこさそこを突破したと思ったら、今度は手荷物検査場。

何ともいえないイライラした空気で、せっかくの楽しい旅行の盛り上がりも半減しちゃいますよね。

 

JGCはこうしたイライラをほぼゼロにしてくれます。

チェックインカウンターはなんとファーストと同等扱い

手荷物検査も専用レーン(※)があるので、ほぼ並ばずに通れちゃいます。

(※羽田、伊丹、新千歳、福岡のみ。)

待ち時間もそうなのですが、何よりストレスが少なくなるのがありがたいです。

 

(3) 預けた手荷物が優先的に出てくる

地味に嬉しいのがこれです。

海外旅行に行くと、ゴンドラの前でひたすら荷物待ちをしないといけないのが苦痛ですよね。

あの時間ほどムダなものはありません。

その上子どもは疲れてダダをこねだしたりするし、もう1秒でも早く荷物をピックアップしたいと思うのはみな同じ。

JGC会員になると、荷物に「プライオリティタグ」というのをつけてくれます。

これがあると、ビジネスクラスと同じ優先順位で荷物が出てくるので、待ち時間が半分以下に短縮されるのです!

 

(4) 国内外でラウンジが使える

上級会員の一番のメリットを感じるのはやはりラウンジを使ったときでしょう。

JALには「サクララウンジ」という会員専用のラウンジが用意されています。

また、国際線の場合も、ワンワールドの他の航空会社のラウンジを兼用させてもらえます。

 

サクララウンジの居心地の良さはハンパじゃないですよ。

国際線であれば、ラウンジの中でしっかり食事もとれますし、何ならシャワーまで浴びられてしまいます。

それに、空港で余計なお金を使わなくていいのがポイントですね。

家族連れで旅行に行ったりすると、こういうところでの出費が気づかないうちに続いてしまうものです。

 

例えばですが、空港のレストランでビール1杯飲んだら500円くらいしますよね。

カレー1皿も800円くらいすると思います。

その点、ラウンジであればこれらをどれだけ食べようが飲もうがタダ。

しかも空港内のレストランよりよっぽど空いてますし、味もいい。

MASUDA
ちなみに、羽田空港のラウンジで出てくるカレー、めっちゃうまいです!

 

JGC会員は同行者を1名ラウンジに無料で連れていくことができますし、夫婦であれば奥さん(旦那さん)を家族会員にすることで、お子さん2名を連れていけます。

お子さんが多い場合は?と思われるかもしれませんが、その場合は所定のマイルを使えば「ラウンジクーポン」なるものを発行してくれますのでご安心を。

同行する家族が増えるほど、ラウンジの恩恵は計り知れないものがあるのです。

 

最大のメリットは、「特別扱い」を経験できること

 

JGC会員の具体的なメリットをいろいろ書いてきましたが、最大のメリットはやはり「特別扱い」されるのがどういうことか、というのが目に見えて分かることではないかと思います。

上に挙げたようなサービスは、上級会員でないと絶対に受けられないものです。

ある意味厳然たる「格差」が存在するわけですが、その向こう側に行けるというのはそれ自体が貴重な経験ですよね。

JALではJGC会員をチケットの情報などからつぶさに把握しており、機内でもいろいろと気を遣ってくれます。

搭乗するとほぼ間違いなく、「〇〇様、いつもご搭乗ありがとうございます!」とCAさんから声をかけてもらったりもしますね。

慣れてないとちょっと恥ずかしいのですが、そういう「特別扱い」に対する免疫をつけるという意味でも、お金持ちの世界に近づくのは非常に有益。

 

また、単に「お金持ちは得をしている!」ということだけではなくて、 サービスを受ける側としてのマナーや品格といったものも学べるのが忘れてはいけないポイントです。

実際、ラウンジで過ごしている方を観察していると、驚くほどみんな物腰が柔らかです。

席の譲り合いもそうですし、CAさんにも丁寧に接する人がほとんどですね。

こういうのを見ていると、「ああ、自分もこうありたいな」といい影響を受けられますし、子どもの教育にもいいな、とも思います。

何より、自分もちゃんとしないとな、と思えるのが一番ではないでしょうか。

 

JGCに入会する方法と、かかるコスト

このようにメリットいっぱいで、お金持ちの世界を垣間見るにふさわしいJALグローバルクラブなのですが、入会にはそれなりのハードルがあります。

JGCに入会するための条件と、かかる費用を見てみましょう。

JGC入会の条件は「マイル」ではない!

よく、JGCのような上級会員ステータスを得るために「マイル修行」するなんていうのを聞いたことはないでしょうか?

実はこの言葉、半分正しくて半分間違い。

なぜかというと、JGCの入会資格を得るのに必要なのは「マイル」ではないからです!

JALのHPに書いてありますが、JGCの入会資格を得るには以下のような条件を満たす必要があります。

JALグローバルクラブ(JGC)は、以下の条件を満たされたお客さまがご入会いただけます。

1~12月の12カ月間にJALグループ便ならびにワンワールド アライアンス加盟航空会社便にJMBのマイル積算対象運賃でご搭乗いただくと積算される「FLY ON ポイント」が50,000FLY ONポイント(うちJALグループ便25,000FLY ONポイント)以上、または50回(うちJALグループ便25回)以上かつ15,000FLY ONポイント以上のご搭乗実績があること。

JALグローバルクラブ JALカードのCLUB-Aカード、CLUB-Aゴールドカード、JALダイナースカード、プラチナのいずれかをお持ちいただけること。

JALグローバルクラブ規約を遵守いただけること。

(JALのHPより)

 

どこにも「〇〇マイル必要」って書いてないですよね?

重要なのは、

・搭乗回数
・FLY ONポイント

の2つ。

もうひとつ補足しておきたいのが、仮に上記の条件をクリアしたら、そのあとに届くJALグローバルクラブの入会申し込みをしないといけないということです。

かつ、一定以上のランクのJALカードを持っていないと話が始まらないのでこれも要注意ですね。

JGC入会までのコストはどのくらいか?

JGC入会の条件は搭乗回数50回、もしくはFLY ONポイントを年間50,000ポイント取得、のいずれかの基準を満たすことです。

では、どちらがコスト的に安くあがるのでしょうか?

 

搭乗回数50回を満たすためのコストは割と信頼できる数値があります。

マイル修行をする人(修行僧と言います笑)の間で有名なのが宮崎⇔福岡ルートの往復でしょうか。

チケットの取り方にもよりますが、これが片道5,400円前後。50回だと27万円ですね。

1日では無理ですから、宿泊費なども加味するとだいたい30万円程度の軍資金が必要になります。

 

もう片方のFLY ONポイントでの達成ですが、これもやはり30万から40万程度はかかります。

少し前まで、もっとも効率よくFLY ONポイントを貯めるコースとしては以下のようなルートが推奨されていました。東京から出発する例です。

羽田⇒沖縄(那覇)⇒羽田⇒シンガポール⇒羽田⇒沖縄(那覇)⇒羽田

人呼んで、OKA-SINルートですね。
(OKA=沖縄、SIN=シンガポール、の意)

ちょっと異様なルートですが笑、これを3回ほどこなせば50,000ポイント取れていました。

上記のOKA-SINルートを、先特割引などをフル活用して取ると1回だいたい15万円弱くらい(※)です。

※ それだと単純計算で45万円くらいになってしまいますが、後述するe-JALポイントを使ったりすることで負担を減らせます。

 

お金はないけどJGCを目指したくなった人は、e JALポイントをうまく使おう

せっかくお金持ちの世界が見たくなったのに、30万も40万も用意できないよ・・・という方にも、負担を軽減しながらチャレンジできる方法がありますのでご安心を。

 

JALに限らず、航空会社のマイルを貯めていれば、いろいろな商品に交換できることはご存知の方も多いと思います。

でも、JALのマイルで交換できる商品のなかに、「e JALポイント」というのがあるのをご存知でしょうか?

JALのHPには以下のように記載されています。

e JALポイントは、JALホームページでの航空券・ツアー購入代金の一部または全額のお支払いにご利用いただけるポイントです。

JALマイレージバンク(JMB)日本地区会員の方が本特典の対象となります。

これを使うことで、航空券代の負担を減らすことができます。

 

マイルからe JALポイントヘの交換レートは10,000マイルで15,000ポイント。

1ポイント=1円ですから、普段から気を付けてマイルを貯めていれば知らないうちにけっこうなポイントがもらえたりしますよ。

 

当然、マイルをためるのにはマイレージクラブへの入会が必要。

JALカード をもしもっていないなら、これを機に1枚手元にもっておくことをおススメします。

普段買い物などで使っておけば、ちょこちょこマイルが貯まるので、いざ修行するときに強力な武器になりますよ。

 

JALカードもいろいろ種類がありますが、最初は年会費無料のもので十分。

Suicaなど普段の生活で自然に使う機能がセットになったものにしておくのが特に有効ですね。

本格的にJGCを目指す、という段階になったら、JGC会員資格のひとつになっているCLUB-Aカードにアップグレードしましょう。

そうすることで、獲得マイルが35%もアップします。

 

まとめ

JALグローバルクラブを切り口に、「お金持ちの世界」を覗いてみる方法をご紹介しました。

やはり、一定のステータスを持つとわかることってありますね。

でも、お金持ちの世界の入り口は、意外と身近なところにあるというのを感じていただけたのではないでしょうか。

 

ステータス獲得に必要なのは、お金もそうですが一番は「行動力」です。

私もJGC会員資格をゲットして、ちょっとだけ世界が広がったような気がしました。

ぜひみなさんもトライしてみてくださいね!










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